Ⅰ 元気なしらおい
白老町の優れた環境・資源・素材を活かしたまちづくり
1 企業連携による地域経済の活性化
①農林漁業と加工製造業の連携強化や新分野進出への支援体制を強化します
②町内の宿泊施設などで「新鮮な魚・新鮮な肉・新鮮な卵・新鮮な椎茸」など白老町産の安全で美味しい地場産品が食べられるよう、愛食キャンペーンを展開し「Made in 白老」の確立に取り組みます
③白老町が発注する物品購入や工事で、地元中小企業者等の受注機会を拡大する「入札制度改革」に取り組みます
2 魅力ある観光地への取り組み
① 地場産品の販路確保や観光客への情報発信の拠点となる施設の設置に官民共同で取り組みます
② 道都・札幌や登別・洞爺などとの広域連携と、アジア圏からの観光客受入体制を強化するために誘客体制を充実します
③ 地域ごとに必要とされる観光地としての環境整備について再検討し「観光のマチ白老町」を意識した受け入れ基盤の整備を計画的に進めます
3 行政のスリム化による町民雇用の創出
① 少子高齢化・人口減少時代を乗り切る「新しいマチの経営」を目指し、行政の役割を見直し、NPO法人や町民活動団体、経済団体との連携し、町民雇用を創出する「白老版ワークシェアリング」を進めます
Ⅱ 笑顔のしらおい
文化を大切にし、人に優しく安心と生きがいを実感できるまちづくり
4 未来を担う子どもたちのために
①子どもは「まちの宝」給食費を無料にします
②子育て世代の転入・移住につながる支援策を充実します
③教育予算の使い道について、教育委員会や学校長が現場の実状に合わせて迅速かつ機動的に使うことができる「教育現場の自主性を尊重した予算編成」の仕組みを作ります
5 高齢者に優しい福祉対応型のまちづくり
①地域医療の拠点となる町立病院の経営改革を早急に取り組みます
②公共施設の老朽化修繕を計画的に進め、合わせてバリアフリー化や耐震化を計画的に進めます
6 先人の汗と歴史に学ぶまちづくり
①「民族共生の象徴空間」として、アイヌ文化を伝える道内の他地域との連携を強化し、民族文化の理解と振興に取り組みます
②町民活動団体と協力連携し、マチの歴史資料の収集・保存に取り組み、マチの歴史を学ぶ場を提供します
Ⅲ 変わるしらおい
対話で進める新しいまちづくり
7 対話から生まれる信頼と絆のまちづくり
①自らが直接地域に出向き意見交換します
②農林漁業や商工建設業など各産業界と定期的に懇談し、地域経済の活性化策や課題把握に取り組みます
③インターネットやスマホを活用して、町民の意見や考え方を聞きます
8 透明な行政運営と徹底した行財政改革
①議員定数を削減し、14人から半分の7人にします
②議員報酬の増額に反対し、固定資産税(超過税率)の見直しなど、町民負担を軽減します
③透明な行政経営を徹底します
9 創意工夫による自主財源の確保
①国や北海道のほか、民間団体の助成制度を積極的に活用し、自主財源確保を強化します。また、企業や各種団体などが活用できる資金情報の収集と提供も充実強化します
②遊休地の長期貸付など、未利用の資産を有効活用し収入増を図ります
③効率的な行政組織に見直します